【白梅町店】ワンランクUPの安全を! テールライト装着のすゝめ
こんにちは!白梅町店の萩生田です。
今回は私が並行して投稿している電動アシスト自転車カスタムの記事から派生して、テールライトの必要性を語っていきます。
そのテールライトのカスタム記事はコチラから!
また、カスタム第1弾はコチラからです!
テールライトって必要?
通常自転車には赤色の反射板(リフレクター)が標準で後方についており、道路交通法上も(角度や視認距離などの細かい規定もありますが)装着されていれば問題ありません。
しかし近年は自転車の事故が多発しており、反射板だけでは不十分なケースも出てきました。
というのも、反射板とは相手がその反射板に光を当てて初めて機能するものであり、相手が無灯火であったりうまく反射板に照射できなかった場合、本来の性能を発揮できないのです。
また、いかに早くしてその反射板を捉え反射させてくれるかが事故防止の焦点となるわけですから、当然反射を待つよりも自発的に光らせた方が事故のリスクは低減できるわけです。
スピードが出ている自動車や自転車相手では、より遠くからでも見てもらえるかがカギなのです。
これもあって、きゅうべえでは新車ご購入時に工賃無料で交換サービスを実施中です!
それくらいテールライトの必要性を感じていて交換をオススメしているわけですが、ところで自発的に光るテールライトを街中で見かけること多くなったと思いません?
実は、最近の電動アシスト自転車にはテールライトが標準で装備されているのです!
↑テールライトにも種類がありますが、小さくても点灯しているだけでも視認性は大きく上がります。
一部のシティ車にも装着されていたりします。
それだけ、メーカーさんにとっても意識しているということですね。
↑ちなみに、前の写真の右側のテールライトの光る様子。
反射板全面が光ります。
電動アシスト自転車の中でもさらに上位グレードに取り付けられていたり。
反射板とテールライトってどのくらい違う?
いくら勧められても実際に見てみたり、納得がいかなければ導入してみようとは思いませんよね。
ということで、こんなものを用意してみました!
題して、「同じ距離で反射板とテールライトを比較してみよう」のコーナー!
こちらがその反射板とテールライトの比較。
観測条件・環境は、約50m先でスタッフが手に反射板またはテールライトを持っている状態であり、撮影地点と同地点に軽トラックの前照灯があり前方をロービームで照らしています。
↑反射板を持ったスタッフ
↑テールライトを持ったスタッフ
手に持ち上げた高さを考慮するともう少し距離は遠いですが、軽トラックの前照灯で照らしてもこの程度。
直接反射板に光を当ててないんだから当然じゃん! っと思われるかもしれませんが、注目・考えて欲しいのはそこではありません。
左上の標識を見ると、しっかり反射して見やすくなっているのが分かりますか?
光はなにも照射した方向に一直線にだけ向かうのではなく、ある程度広がる(漏れ出る)のです。
そして、その漏れ出た光で道路標識は認識できているのです。
道路標識と自転車のテールライトとでは材料や塗料の関係も出てきますから一概比較は出来ませんが、似たような距離にあるのにこれだけの視認性に差が出ていることは確かです。
これがスピードが出ている自動車や自転車が迫ってくると考えると、少しの判断の遅れであっという間に距離が詰まってしまい危険であることが分かるのではないでしょうか。
道路上では結論は同じ。
「見える」か「見えない」か。
それだけの違いになってしまいます。
また裏を返すと反射板にしっかりと光を当てればいいのですが、この距離と自動車のライトをもってしてもなお届いていないのですから、もう少し距離を縮めなくてはない上に反射板という非常に小さな的にうまく照射しないといけません。
自転車の細く光量の小さいライトでとなると、なおのことやり辛くなります。
こうしたことから反射板からテールライトへの交換をおすすめしているわけですが、少しでも伝わったでしょうか?
自分が気を付けていても…
ここまでご覧になって思うこと、ありませんか?
そう、
乗っている方悪くないんです!!
ご自身がどんなに前方を気を付けていても、後方は見知らぬ誰かに委ねるしかないのです。
画像の比較で書いたような認識の遅れだけでなく、最近では無灯火での走行が増えてきた気がします。
特に、軽量で速度の出るスポーツタイプの自転車には標準でフロントライトが付属していないことが多く、後付けでも価格を重視して光量の少ないライトを装着しているケースが少なくありません。
あまりこういった考え方は好きではありませんが、近年は「自衛」で自らで先回りしてリスクを回避する行動や考え方が増えてきていますね。
自分は悪くないのに被害に遭う、というのはとても悲しいことなのでご自身の安全のためにもぜひ取付を検討してみてください。
今回ご紹介したテールライトは、ソーラー充電対応で振動を感知したら自動で光ってくれる手間いらずの優れもので、ドロヨケ取付と側面(シートステー)取付と2種類あります。
↑ドロヨケ取付のテールライトのパッケージ(一例)
もちろん、他にもより光量の大きかったり機能面でも充実しているライトもありますので、安全へのプチグレードアップにぜひ検討してみてください。
以上、テールライトのすゝめ
でした!
気になる点などありましたら白梅町店へぜひ!
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