【白梅町店】空気の残量を可視化! Panaracer エアチェックアダプター
こんにちは!白梅町店の萩生田です。
並行して投稿している電動アシスト自転車カスタムの番外編として、フォーカスしてより詳しく書きました!
それなんぞ? という方は良ければ合わせてコチラをご覧ください。
ちなみに、上記投稿はシリーズとなっています。
その第1弾がコチラにありますので、良ければ合わせて読んで下さい!
ということで、以下からが本編です!
皆さんは自転車の空気を小まめに入れていますか?
空気ってどれくらい入っているか分かりづらいし、毎回乗るたびに確認…は中々習慣つかないですよね。
自転車を安全に快適に走るのに欠かせない要素ですが、忘れてしまっていたりはたまたそもそも気にしていなかったりなのか、空気不足でのパンク修理はなぜか毎年減らないんです。
穴の開いた箇所を塞ぐだけと思っていたらチューブやタイヤも交換が必要だった…
なんてこともしばしば。
そこで、空気管理が苦手な方々にオススメのアイテムがあります!
それがこちら!
Panaracer エアチェックアダプター
空気を入れる部分の口を交換することで、写真右手のように色で空気残量を教えてくれるんですね。
そんな便利なものがあるならみんな最初から付けて販売すればいいじゃない と思うかもしれませんが、これには日本の自転車事情がちょっと関わっていたりします。
自転車で使われるバルブ(空気を入れる際に挿すところ)には主に3種類あり、このうちママチャリや軽快車と呼ばれる日本で最も使われている自転車には英式バルブというものが採用されています。
この英式バルブの大きなメリットは構造が単純であり安価かつ扱いが容易ゆえに日本で最も普及しているのですが、一方で空気が漏れやすい、空気圧を計測できないといったことがデメリットとして挙げられます。
では、エアチェックアダプターでどのように計測できるようにするかというと、バルブの形状を変換してしまうのです!
具体的には、先端を米式バルブという形状に変換することで測定できるようにします。
ここでは割愛しますが、米式バルブは英式と異なり丈夫、空気圧の測定・管理ができる、空気が抜けにくくかつ入れやすいという特徴があります。
また、自転車ではスポーツタイプの一部やBMXの他に、自動車やオートバイに使われる形状なのでご自宅等にあるフロアポンプの一部とは互換性が無くなってしまう可能性がありますが、これもポンプ側にアダプターがついていたりする等大きな手間はないのでそこまでデメリットではないかと思います。
ちなみにきゅうべえでは空気入れ無料なので、「お店を利用する」というのも手です。
実際に付けてみよう
ではでは、使い方をご説明します。
まず元々付いていたキャップ、プランジャー(いわゆる虫ゴム)、袋ナット(円筒の部品)を取り外し、付属のインナーアダプターを付けます。
↑元々付いていたものを全て外しインナーアダプター(金色の部品)を付ける。
ところでピント合ってないな?
次に、その上からアウターアダプターを回し取り付けます。
この段階で米式バルブとして使えるようになります。
なお、この米式バルブへの変換パーツとしてこのアウターアダプターまでだけの販売もあります。
空気圧の確認は自分でするよ とか、キャップゲージまで付けると外観が… という方はここまでで留めておくこともできます。
↑アウターアダプター取り付け後。
ここもピントが合っていない…!
最期にメインのキャップゲージを取り付けます。
このゲージの色が空気の残量を示してくれており、少なくなるにつれて
緑 → 黄 → 赤
へと変化していきます。
↑入っている状態のときは緑色。
ここから減っていくと黄色が見えてきて…
↑もう入れないとアカンで! となると赤色になります。
(赤色の頃には実はもう遅いのですが…。)
ということで、以上が取付と使い方になります。
難しくないでしょ?
こちらのPanaracer エアチェックアダプターですが、きゅうべえ価格で¥1,258(税込)です!
もちろん、前後ともに取り付けられるよう2個セットです!
この金額で空気の管理がしやすくなって、空気不足のトラブルを回避できると考えたらそう高いものでもないと思いませんか?
ゆえに、私の親族への贈り物に取り付けました。
自転車屋目線でもオススメなのです。
空気を忘れず快適に!
自転車に空気を入れること。
たったそれだけのことなのに、快適性や安全性に直結するとても重要な要素なのです。
パンクすれば修理の間乗れなくなりますし、チューブやタイヤ交換となると金額も高くつきます(特に最近の物価高騰下ではなおのこと)。
これを機に空気管理について改めて意識してみてはいかがでしょうか。
今回のエアチェックアダプターはもちろん、他の修理等のご相談もいつでも受付・ご案内しています。
また、店舗まで自転車が動かせない💦 という場合でも出張修理というご自宅までお伺いするサービスもしております。
詳細等、お気軽にお問い合わせくださいませ!
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