【きゅうべえsports】Vittoria CORSA PRO TLR 入荷情報&インプレッション‼
2023.05.31
コットンタイヤの最高峰コルサシリーズの最新作 「vittoria CORSA PRO TLR」が続々入荷しております。
先日閉幕した「Giro d'Italia 2023」でも多くのチームで使用され、プロ選手の圧巻の走りを支えました。
~コルサプロメーカー概要~
価格:TLR ¥13,900(税込) チューブラー ¥20,900(税込)
サイズ-重量:24c-265g 26c-275g 28c-295g 30c-300g 32c-320g 約4%の重量削減
ケーシング:コットン320tpi シームレス構造
コンパウンド:Graphene + Silica
転がり抵抗:12%向上
耐パンク性能:18%向上。
フックレスリム対応(28C~)
それでは、
さっそくコルサプロ TLR 700x28Cを組付けて走っているきゅうべえsports店長によるインプレをお届けします。
〇Vittoria CORSA PRO TLR 700x28C インプレッション
レースはvittoriaコルサチューブラー23C 一択で7.0BAR‼という合言葉とともに試合に臨んでいた十数年前の学生時代、今では選手のパフォーマンスの向上とともに、機材もDISC化・チューブレス化とどんどん変化しています。
私も10年程前からチューブレスタイヤを使用していますが、ここ数年の内に開発されたチューブレスタイヤの進化には目を見張るものがあります。
特に、スピードの追求と相反する快適性やコントロール性能といった安全面の向上という進化は、ロードレースにほとんど出場しなくなった私のようなライダーでも大いに恩恵を受ける要素ですね。
今回フルモデルチェンジした「CORSA PRO (コルサプロ) TLR」も乗り手にとって最高の選択肢になるタイヤの一本だと思います。
私が今回使用したモデルは、今モデルよりフックレスリムにも対応した28cのコルサプロTLRです。
体重56キロの私がフックレスリムを採用するCADEX42 DISCに28cを組付け、たどり着いた空気圧のスイートスポットは4.1BARでした。
前モデルのコルサTLR譲りの走行性能の高さはもちろん
特筆すべきは、コーナーリングの操舵性や荒れた路面・雨天時における下りの安定感の高さ
です。
既存のチューブレスタイヤの中でも、ずば抜けた信頼性の高さを感じられました。なかなか形容しがたい感覚によるポイントではありますが、シクロクロスでチューブラータイヤを使うのに近く、走り全体に安定感が出るように思えます。
速さに特化したレース用タイヤではなく、「速さ」も「快適性」も「コントロール性」も高次元で兼ね備えたオールラウンドタイヤに進化したのは、シームレス構造がもたらしたタイヤ全体のしなやかさの向上によるものでしょうか。
試しに3.8BARまで下げてみてもタイヤがポヨポヨよれる感覚はなく低圧運用でも走行感は良好。レースに向けて体重を絞っていく場合でも、もう少し空気圧を下げていって問題なさそうです。
体重・車体&リムの仕様・天候・路面状況・コースプロフィールをもとに空気圧のスイートスポットを見つけ出せば、レース用タイヤとして文句の付けようがないと思います。
高速化するロードレース。
安心して走りたいなら、これ。
という感想です。
ヒルクライム一発勝負やTTでタイムを削るために直感的に軽い走行感を得たい場合は、26C以下のモデルをチョイス or コルサスピードを履かせるのも良いと思います。
ちなみに、、、
私が使っているホイールへの組付けはパコッと簡単で、ビードもフロアポンプで難なく上がりました。
ホイールとの相性によっては上がりにくかったり、シーラントの注入作業は必須になりますので、是非店頭にてご用命ください!
「ライダー&バイクスペック」
体重:56キロ 身長:166㎝
FTP:4.7~5倍を行ったり来たり 5分:6.2倍 5秒:20倍
ホイール:cadex 42 DISC フックレスリム内径19.4㎜
車体:TCR advanced SL DISC 6.8kg
使用タイヤ:Vittoria CORSA PRO TLR 700x28c
シーラント:Vittoria Universal Tubeless Tire Sealant 片輪40ml
普段のタイヤ:CADEX RACE AERO 25C / GP5000STR 28C
CONTROL TLRとチューブラーモデルも同時入荷しています。
是非極上の走りをご体感ください(^^)