【修学院店】GIOS GENOVAにフルフェンダー、フロントバスケット装着!
今ではジュニア用のMTBは、多くのスポーツバイクブランドからラインナップされていますが、GIOS(ジオス) GENOVA(ジェノヴァ)は随分と長い間人気を誇るモデルです。
こちらのモデル名GENOVAはイタリアの港町の名前で、英語名のGenoa(ジェノア)とも呼ばれることがありますが、今回は「ジェノヴァ」で行きますね。
20インチ~24インチまでのラインナップされており、他社ではラインナップが少ない22インチもラインナップし、小学校の中学年くらいまでのライダーにきめ細かく対応してます。流石のGIOSといったところ。
今回は、その中の24インチをご用命頂き、普段使いもしやすいように、前後フルフェンダー(泥除け)、前カゴ装着のカスタムをご依頼頂きました。
今回、選んだパーツは。。。
フロントバスケット:GP BKA-AL2 Alloy Basket
あまり大きすぎず、ジュニアの体格でも持て余さないサイズ。アルミで軽量。高さがないので、ハンドルの邪魔にならないというポイントでチョイスしました。
フロントキャリア:GP YFA-23G Front Carrier
チョイスしたフロントバスケットにピッタリ合うメーカー推奨のキャリア。こちらも軽量なアルミ製です。
フルフェンダー:SKS BLUEMELS
フェンダーといえばココ。といった感じの定番ブランドですね。なかなか24インチのフルフェンダーをラインナップしているメーカーは無いのですが、こちらも流石というラインナップ。24インチ用も幅を2サイズ用意してくれているのは嬉しいですね。
フルフェンダーは取り付けにあたり、注意しなければならないことがいくつかあります。
①フレームとの相性
基本的にはフレーム(およびフロントフォーク)にダボ穴が有ることが必要です。
今回のGIOS GENOVAには、フロント側はサスペンションフォークの中ほどに1ヶ所、リア側はエンドに2か所ネジ穴があるのでOK。
また、サスペンションフォークのブレードにも6mm穴が開いているのでバッチリです。
ブレードの下に通すのと、Vブレーキのケーブル、本体にも干渉が無いことを確認する必要があります。
あと、サスペンションフォークの場合はフルボトムした際にもクラウンなどに干渉しないことを確認しなくてはなりません。
②タイヤとの相性
先ずはタイヤの幅を選びます。
GIOS GENOVA 24は標準では24×2.125サイズのタイヤが採用されていますが、今回はユーザー様(と言いますか贈り主の祖母様)の「軽快な走りを優先したい」との思いと、普段使いなのでフェンダーとタイヤの隙間は多めに確保したいというメカニックの思いから24×1.75にサイズチェンジしました。
そして、選んだフェンダーは幅53mmのサイズ。メーカー表記している対応サイズでは「幅1.0~1.9」となっています。
実は、もう一方の幅60mmの方も対応サイズは「幅1.6~2.1」となっておりますので、今回の1.75サイズのタイヤの場合にはどちらも対応していますが、すっきりした「見た目」を優先して53mmをチョイスさせて頂きました。
取付に関しましては、基本的にはスムーズにできます。
フロントフェンダーのステーは取付ダボの位置から、かなり短く切りました。
リアフェンダーのステーは、ステーの曲がりの関係からカットする寸法に少々制限があり、フレームダボの上側(通常はキャリア取付に使うことが多い)を使用しました。
フルフェンダーは、タイヤとの隙間が均等であることが求められるのですが、今回はその辺りも綺麗に仕上げることが出来たかなと思います。
自転車のきゅうべえ修学院店では、お客様からのご要望はもちろんのこと、お客様のご用途に合わせたカスタムのご提案で、メーカーの標準スペックとは違うグンと使いやすいとっておきの1台をご納車させていただいております。
ぜひ、自転車の「こんなのがあったらイイな」が有りました、気軽にご相談ください。
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